8月18日(金)のスタディミーティングは、テーマオーナーに広島市中区土橋町にあるkitokoi(樹と鯉)の堀江剛史さんをお迎えし、土橋の知られざる歴史とこれからをまち歩きも交えながら学びました。
River Do!基町川辺コンソーシアムのメンバーでもある堀江さんが活動の合間の雑談で話される土橋論がめちゃくちゃ面白く、これは是非とも皆さんにも共有したいと思い今回のイベントが実現しました。
前半はkitokoiにて堀江さんの土橋論。江戸時代から城下町として栄え水運の基盤を担った土橋町を、堀江さんならではのユニークかつストーリー性のある熱いトークであっという間に時間が経過。
後半は堀江さんによる土橋のスポットをみんなでまち歩きしながら体感。
このまち歩きがとても楽しく、地元住民だからこそのマニアックかつほっこりエピソードも満載で、一気に愛着増し増しでした。ただ通るだけだと見落としてしまうスポットも複数残っており、川風に乗って土橋を築きあげた先人達の息吹を感じることができました。
堀江さんのまちの捉え方で印象的だったのは、とかく「大文字」で語られてしまいがちな広島の歴史を、あえて生活目線で「小文字」で語ることで自分ごとになり、見える景色がグッと変わり結果としてまちへの愛着が湧くということでした。この考え方は私たちもとても参考になると思いました。
堀江さんのような想いのある粋な語り部がまちに増えていけばきっともっと楽しい広島になっていくことでしょう。私自身もその一翼を担えるよう取り組んでいきたいです。
堀江さん、会場をご提供頂いたkitokoiの皆さま、そしてご参加いただいた皆さま本当にありがとうございました。
引き続き広島のまちをDIG(深掘)っていきます!
写真・おだやすまささん
文・水木智英
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