CONCEPT
皆が協力しながら自分事として
地域課題解決に取り組む社会を目指して
昨今、気候変動や自然災害の頻発、経済的格差の広がり、人々の分断と対立など、様々な社会課題が地球規模で顕在化しています。そのような中、国連においては「誰ひとり取り残さない」という理念の下、持続可能な開発目標(SDGs)が発信されるなど、あらゆる営みにおいて一部の人たちのための短期的な利益を求めるのではなく、人類の視点に立った長期的な発展を目指すことが求められています。
このような視点は、地球全体だけではなく、私たちが暮らす地域社会にも向けられなければなりません。私たちの身近な社会をサステナブルなものにしていくためには、様々に存在する課題に対して、関係者が分野や業種を越えて協力しながら、それぞれが自分事として取り組む仕組みや環境が必要だと考えます。なぜなら、私たちが暮らす地域社会の課題はますます多様で複雑化しており、これまでのような一個人や行政・企業・NPOといった一つのセクターだけでの解決が難しくなってきているからです。
そこで重要となるのがコミュニティ(共同体)です。多様なバックグラウンドを持つ人同士が、まずは個人として立場を超えて安心して集い、地域社会の課題に対しそれぞれが持つアイデアを共有し合い、解決に向けて共創していく。そんな環境が求められる時代になってきたのではないでしょうか。
HIROSHIMA LIVING LABは、こうした考えに基づき創設されたコミュニティです。このコミュニティでは、広島をフィールドに多様なバックグラウンドを持つ一個人が研究員(リサーチャー)となり、生活感覚(リビング)を大切にしながら、気になることやアイデアを持ち寄り、地域課題解決に向けて共創活動しています。
私たちは、多様な人と人とのつながりや「気づく・深める・形にする」といった共創活動により地域の課題解決に取り組みサステナブルな社会づくりに貢献します。
HIROSHIMA LIVING LABの活動ステップ
事務局運営団体
HIROSHIMA LIVING LABは、一般社団法人HLL が運営しています。